本紙掲載日:2023-03-21
(9面)

外国語でオンライン交流−伊形小

画面越しに海外とつながった子どもたち
習った英語で地域の紹介やクイズに挑戦

「もっと話せるように」学習に刺激

 延岡市立伊形小学校(栗栖健治校長、296人)の5年生47人は10日、ニューカレドニアの小学校とオンライン交流を行った。児童は画面越しに英語で日本を紹介したり、クイズを出したりし、通じると笑顔で喜んだ。

 他の国の人と話すことで視野を広げ、学習意欲が高まればと、同校教諭で外国語専科の甲斐未来教諭が初めて企画。民間レベルで国際交流事業を行っているNPO法人アジア太平洋こども会議・イン福岡が仲介した。

 子どもたちは互いの顔が見えると手を振り合って大喜び。その後、グループ同士に分かれて、習った英語を使い、宮崎県や延岡市についてまとめた内容を紹介したり、「好きなスポーツは」と質問したりして、反応があるとガッツポーズや拍手をして喜んでいた。

 交流後、児童は「海外に行ってみたい」「もっとしゃべりたいし、聞けるようになりたい」と刺激を受けた様子。甲斐教諭は「来年度も計画し、一つずつ勉強して話せるようになってほしい。そして大人になった時、世界中の人と話せるようになって、暴力ではなく言葉で解決できる大人になってほしい」と期待していた。

 8日には6年生51人が、アメリカ・アラスカ州の小学校と交流したという。

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