本紙掲載日:2023-03-21
(2面)

災害復旧業務支援「やりがい感じた」

辞令交付後、読谷山市長(左)と歓談する睫擇気鵝蔽羆)と中根さん

福島・いわき市職員が帰任−延岡

 昨年9月の台風14号による災害からの復旧業務を支援するため、同11月から延岡市に派遣されていた兄弟都市の福島県いわき市職員睫敍道砲気鵝複苅亜法疆斂敝土木課=と、中根伸哉さん(37)=水道局配水課=が20日、帰任した。延岡市役所で同日、辞令が交付され、読谷山洋司市長は「忙しい中、駆け付けていただき、感謝します」と謝辞を述べた。

 2人は昨年11月21日から、総合農政課に勤務。台風14号の影響で被災した農業用施設の復旧に向けた災害査定の支援などを行ってきた。

 睫擇気鵑蓮嵜Πが一丸となり、目標に向かって進むことにやりがいを感じた。災害査定や発注に臨む姿勢が勉強になったので、持ち帰っていわきに還元したい」。中根さんは「台風の爪痕がいろいろな所にあり、被害の大きさを感じた。学んだ経験や知識をこれから活用していきたい」と話した。

 延岡市といわき市は、内藤家が1747(延享4)年に磐城平から延岡に移封された縁で、国替えから250年の1997(平成9)年に兄弟都市の盟約を結んでいる。災害復旧業務で延岡市がいわき市に職員の派遣を要請したのは、今回が初めてだった。

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