本紙掲載日:2023-03-22
(2面)

最新資機材搭載・消防団車両を更新

配備された新車両と第2分団第5部の団員ら

第2分団第5部に配備−日向市

 日向市消防本部(松木生消防長)で20日、消防団車両配備式があった。原町や高砂町など4町を管轄する市消防団第2分団第5部の消防ポンプ自動車を更新、団員らは防災意識を新たにした。

 配備式には、消防団幹部や第5部の団員ら約30人が出席。十屋幸平市長が清水祥人部長に配備書を手渡した。

 十屋市長は、日頃の活動に感謝し、「新しい車両を活用し、市民の安心安全のため活躍してほしい」とあいさつ。帆足武男団長は、旧車両の労をねぎらうとともに、新車両の性能を紹介し、「(取り扱いが異なるため)早くから操法訓練をし、他団員にも周知徹底してほしい」と呼び掛けた。

 清水部長は「今後も市民の期待に添うためさらに消防活動の充実を図り、安全で住みよいまちづくりに努めたい」と謝辞を述べた。

 市消防本部によると、旧車両は1998年に配備された同消防団最後のBD―1型。新車両は、各種最新資機材を搭載しているほか、バッテリーが上がらない装置やバックモニター、車内外で会話できるインターホンなどを備えているという。

 市は、配備から20年を目安に車両の更新、15年を目安に車両に積載する小型動力ポンプの更新をしている。第5部の消防ポンプ自動車は2022年度の非常備消防車両の整備事業により、2178万円かけて更新した。

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