本紙掲載日:2023-03-23
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県北8市町村で卒業式−小学校

思い出胸に巣立つ−東海東小

 小中一貫校と義務教育学校のみの美郷町を除く県北8市町村の小学校で23日、卒業式が行われ、卒業生は6年間の思い出を胸に学びやを巣立った。

 このうち、延岡市立東海東小学校(山元雅彦校長、322人)では55人(男子32人、女子23人)が卒業。晴れ着を身にまとった卒業生は久しぶりにマスクなしで保護者らに迎え入れられ、成長した姿に惜しみない拍手が送られた。

 山元校長は一人一人に卒業証書を手渡した後、昨秋のサッカーW杯や前日に世界一となった野球WBCの日本代表選手らの勇姿を振り返り、「苦しいときこそ選手たちの闘志を思い出しながら頑張ってほしい。皆さんの成長を楽しみにしている」と激励した。

 全員でステージに立った卒業生は一人ずつ掛け合いで6年間の思い出を振り返り、在校生や恩師、地域の人たち、保護者らに感謝。「6年間の思い出を大切にし、学んだことや経験したことをよりよく生かしながら、これから一歩ずつ歩んでいきます」と声をそろえた。

 県教育委員会によると、県内の卒業予定者数(今月1日現在)は1万149人で、前年度から28人増加した。

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