本紙掲載日:2023-03-27
(3面)

宮崎らしいおもてなしを−G7宮崎農相会合

G7宮崎農業大臣サポーターの委嘱式

サポーターに委嘱状−協力推進協議会

 G7宮崎農業大臣会合(4月22、23日・宮崎市)の成功に向け、官民連携でサポートに当たる協力推進協議会(会長・河野知事)は26日、会場で外国の会合関係者を迎えたり、食や農など宮崎の魅力の発信などを行うボランティアーサポーターに委嘱状を交付した。

 サポーターは公募・審査による一般サポーター19人と、県内の8大学からの推薦に基づく学生サポーター44人の計63人を選考。当日は会合会場や空港での送迎、展示ブースや歓迎式典などでの英語による簡単な通訳・説明、クリーンアップ活動などの役割を担う。

 委嘱式は宮崎市のシーガイアコンベンションセンターであり、約60人が出席。同協議会の殿所大明事務局次長が一般、学生サポーターの代表に委嘱状を手渡し、「皆さんの仕事は会合を成功させるために大事なものばかり。宮崎らしい温かなおもてなしの気持ちで臨んでほしい」と激励した。

 延岡市野田の会社員川名文さん(45)は、貿易関係の仕事に携わり、細島港で船を受け入れ外国の船員を送迎したり、病院に連れて行くなどしていた経験を生かし、ふるさとに貢献しようと応募。「県北の良さを外国の方々にたくさんアピールしたい」と話していた。

 全員で記念撮影した後は研修会があり、会合の概要や儀礼上のルール、宮崎の農業について学んだほか、豊かな国際経験を持った講師からの話を聞くなどした。

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