本紙掲載日:2023-03-28
(3面)

役目を終えた筆に感謝

今山大師の本堂で行われた筆塚供養祭

延岡書道協会と連盟筆塚供養祭

 延岡市書道協会(伊藤春花会長)と延岡市書道連盟(稲垣素豪会長)による第57回筆塚供養祭は26日、延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)であり、関係者が役目を終えた筆に感謝をささげた。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小し、各三役ら9人が参列。天候不順で境内の筆塚前から本堂に場所を移しての開催となり、参列者は野中住職の読経や、書道文化を支えた物故者の名前が読み上げられる中、献香と献花を行い、手を合わせて筆を供養した。

 筆塚は1981年4月、4748人の浄財寄進によって今山大師境内に建立された。以降は毎年同所で、近年は3月の最終日曜日に行っている。

 同協会と同連盟は4月8、9日、市華道連盟と共に延岡総合文化センターで「一幅一瓶展」を開催する。

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