本紙掲載日:2023-03-28
(8面)

大自然を楽しみながらBBQ−ひでじビール

今シーズンの営業を開始したバーベキュービアテラス(宮崎ひでじビール醸造所)
クラフトビール愛好者に人気の工場内見学ツアー。次回は4月1、2日に実施する

人気のビアテラス、10月29日まで

◆毎週土・日と祝日開催

 延岡市行縢町の宮崎ひでじビール(永野時彦社長)醸造所で25日から、「バーベキュー(BBQ)ビアテラス」が今シーズンの営業を開始した。10月29日までの毎週土・日曜と祝日に開く。

 雄大な行縢山を一望する醸造所敷地内の川沿い特設会場にテーブルを並べたBBQデッキを設置。天幕付きで多少の雨をしのぎ、大自然を満喫しながら飲食を楽しむことができる。

 牛肉、豚肉、鶏肉、ソーセージ、野菜、焼きおにぎりのお手軽BBQセットを1人前2500円、ひでじ樽生(たるなま)飲み放題(2時間)付きを同4500円で提供。1500円増しで宮崎牛などを含む日本一コラボセットにできるほか、ハンドルキーパー(運転役)は飲み放題が1000円割引き、土産ビール3本セットをプレゼントする。

 営業時間は午前11時から午後6時まで。天候や防疫の観点から休業する場合がある。予約は前営業日(金曜、祝前日)の午後6時までにひむかファクトリー(箟箍27・4200)か予約サイト(https://onl.sc/PtidEfp)。2人以上から受け付けている。

 同社は「山の醸造所で春先や秋口などは冷え込む場合もありますので、ぜひ1枚多めに上着やストールなどをお持ちください」と呼び掛けている。

◆4月1、2日には工場内見学会

 宮崎ひでじビール醸造所はバーベキュービアテラスの営業開始に合わせ、期日限定で醸造工場内の見学・体験ツアーも開催。次回は4月1、2日に実施する。

 普段はガラス越しに工場見学できるスペースを整備しているが、ツアーでは現場スタッフが内部を詳しく案内。ひでじビールに使用している麦芽やホップの香りや味を試したり、発酵中の酵母を顕微鏡で観察したりする体験コーナーも用意する。

 今月25、26日にも実施し、参加したクラフトビール(地ビール)愛好者らが興味深そうに見学しながらスタッフへ熱心に質問。福岡から訪れた会社員男性(51)は「大手メーカーの工場は見学してきたが、クラフトビール工場は初めて。内部の細かい所まで見ることができ、ビール好きにはたまりません」と、試飲も楽しんでいた。

 クラフトビールは近年、全国的に愛好者が急増しており、「独特のこだわりや技術をぜひ見ていただきたい」と宮崎ひでじビール醸造責任者の片伯部智之さん。「なかなかできない見学や体験など特別なプログラムとなっていますので、ぜひバーベキュービアテラスに合わせてご参加ください」と呼び掛けている。

 見学会のみの事前予約や参加費は不要。両日とも午前9時30分〜午後6時に約1時間置きに実施する。問い合わせはひでじビール醸造所(箟箍39・0090)。

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