本紙掲載日:2023-03-28
(2面)

新入学児童に防犯ブザー

県北生コン−延岡、日向市に贈呈、寄付金も

 子どもの防犯、交通安全に役立ててもらおうと、県北生コン協同組合(梶井崇之理事長)は27日、延岡市内の小学校に入学する児童全員分の防犯ブザー980個と寄付金30万円を同市に贈った。同組合の市への寄付は、15年連続となる。

 贈呈式は市役所であり、同組合の梶井理事長、村上貴昭専務理事らが出席。山本一丸副市長に目録を手渡した。

 梶井理事長は「15年も寄付を継続できたことは、私どもとしても感慨深い。今後も子どもたちが犯罪や事故に巻き込まれぬよう、活動を継続していきたい」と語った。

 山本副市長は梶井理事長らに感謝状を贈り「(県北生コン協同組合の)皆さまのご厚意が、地域の安全につながっている」と謝辞。「頂いた品々は有効に使わせていただく。警察、地域、行政でスクラムを組んで、子どもたちの安全を守っていく」と誓った。

 防犯ブザーは、寄付金で購入する交通安全啓発用反射剤キーホルダー「めひかりワッペン」と共に、各校へ配布されるという。

 また、同組合は28日午前、日向市内の新入学児童にも防犯ブザー520個、寄付金20万円を贈った。

 贈呈式が日向市役所であり、同組合の西村賢一副理事長が十屋幸平市長に目録を手渡した。十屋市長は「新1年生の防犯、犯罪抑止に活用したい。子どもたちが楽しく学校に通えるよう取り組んでいきたい」と感謝した。

 延岡、日向市によると、2023年度の新小学1年生は延岡市が939人、
日向市が492人の予定。

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