戸郷投手に県民栄誉賞

山本投手、侍Ｊに特別表彰

　河野知事は２８日、定例会見を開き、野球の世界一を決めるＷＢＣで侍ジャパンの優勝に貢献し、県民に感動と活力、郷土に対する自信と誇りを与えたとして、都城市出身で読売巨人軍の戸郷翔征投手（聖心ウルスラ学園高卒）に県民栄誉賞を授与すると発表した。

　オリックス・バッファローズの山本由伸投手（都城高卒）と、本県の活性化に寄与するなどした栗山英樹監督やコーチ陣を含めた侍ジャパンには、スポーツランドみやざき特別表彰を贈る。同表彰をチームに対して贈るのは今回が初めて。

　宮崎キャンプのＰＲに貢献した大リーグ、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手には知事感謝状に当たる「宮崎キャンプＭＶＰ賞」と宮崎牛、キャンプに参加できなかった大谷翔平選手ら大リーグの３選手には宮崎牛の贈呈を打診しているという。

　同栄誉賞はこれまで、２００８年の北京五輪競泳男子２００メートルバタフライで銅メダルを獲得した松田丈志さん（延岡市出身）、０９年のＷＢＣで優勝した侍ジャパンのメンバーで東京ヤクルトスワローズの青木宣親選手（日向市出身）ら、９個人３団体が受賞している。