本紙掲載日:2023-03-29
(6面)

20周年ありがとう−のべおか児童合唱団

のべおか児童合唱団の20周年ありがとう記念演奏会

20周年ありがとう−のべおか児童合唱団

 創立20周年を迎えたのべおか児童合唱団(松原由美代表)の「20周年ありがとう記念演奏会」が21日、延岡市東本小路の野口遵記念館であった。

 2001年にあったひむかミュージカル「ウズメ2001」に出演した児童を中心に呼び掛け、子どもたちの音楽能力をより継続的に高め、発表会やコンサートを通じて市民に愛され、市民の活力になることを目的に02年に発足した。演奏会は、これまで支えてくれた市民に感謝したいという思いを込めて、スペシャルゲストに同ミュージカルの作曲者・音楽監督だった一ノ瀬季生さんを迎えて開かれた。

 3部構成のうち第1部は「翼をください」で幕開き。続けて、結団して初めて練習した曲「歌よありがとう」のほか、「世界中の子どもたちは」「手のひらを太陽に」などを合唱した。

 第2部は、一ノ瀬さんが今回の演奏会のために作曲した「ウズメ2023年序曲」を、一ノ瀬さん自身がピアノで幻想的に演奏した。その後、団員が同ミュージカルより「きのこのうた」「涙の粒と世界地図」などをかわいらしく踊りながら歌って会場を和ませた。

 第3部は「私たちの20周年」をテーマに、歴代の団員が歌い継いできた「ビリーブ」や「旅立ちの日に」「ありがとう」などを感動的に歌い上げた。最後は特に大切にしている曲という「しあわせ運べるように」を披露。きれいなハーモニーが会場に響き渡り、客席からは大きな拍手が送られた。

 公演前には3歳から小学2年生までの団員によるロビーコンサートがあり、「しゃぼん玉」「ちょうちょ」などをかわいらしく歌って来場者を出迎えた。

 松原代表は、これまで保護者らに支えられてきたことに感謝しながら「幸せな演奏会でした。合唱を通して子どもたちにもっと音楽をさせたい。いつまでも子どもたちと歌いたいです」と話していた。

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