本紙掲載日:2023-03-30
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チューリップ見頃に

中川集落を彩るチューリップ(27日)

4月2日、3年ぶり祭り開催−日之影町中川

 日之影町七折の中川地区(8戸、16人)で約3万5千本のチューリップが咲き誇り、比叡山と矢筈岳の名峰を望む秘境を彩っている。

 同集落は2004年から、地域活性化などを目的に農閑期の田畑でチューリップを栽培。赤、白、黄、紫など鮮やかな花々と標高600メートル以上の山々が織りなす絶景から、「チューリップの里」の愛称で知られている。

 地元の人たちでつくる中川チューリップの里づくり会(瀧川宗利会長)によると、今年の開花は去年より1週間ほど早く、4月5日あたりまでが見頃。春の陽気の中、心地よい風に揺られる一面の花畑が楽しめる。

 4月2日に予定しているチューリップ祭りも3年ぶりに開催する。時間は午前9時30分〜午後4時ごろ。うどんや焼き肉、特産品の販売店などが並ぶという。

 瀧川会長(74)は「ありがたいことに楽しみにしてくださる方々が大勢いる。コロナ禍もようやく落ち着いてきたので、ぜひ足を運んでいただきたい」と話していた。

 集落までは、延岡市方面から向かう場合、国道218号の青雲橋東詰めを右折して車で約30分。途中、各所に案内板が設置されている。

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