本紙掲載日:2023-03-30
(6面)

コロナ禍の境界なくし一体

伸び伸びと練習成果を発表する出演者
一糸乱れぬダンスで沸かせた「Habit」

パフォーミングアーツD.O.C

◆「新時代」テーマにダンスフェス−延岡=

 エンターテインメントダンススクール「PerformingArts(パフォーミングアーツ)D.O.C」(延岡市緑ケ丘、荒武治実代表)のダンスフェスティバル「WEDANCE」は12日、市内の野口遵記念館であった。5歳から70代まで42人が伸び伸びと、日頃の練習の成果を披露した。

 昨年2月、前年に迎えた開設20周年記念を兼ねた県民芸術祭事業で、さまざまなジャンルのアーティストとのコラボレーションステージをつくりあげた同スクール。新しく開館した野口遵記念館を舞台に、「新時代」をテーマにエンターテインメント性の高い作品を目指し、準備してきた。

 ステージはYOSAKOIチーム「乱翔舞令」による「目醒(ざ)め」で幕開き。演目が終わるとすぐに次の演目が始まるスピード感ある演出、ジャズ、シアター、ストリート、ブレーク、フリースタイルなど幅広いジャンルのダンスで観客を楽しませた。

 第2部後半には、「みんなで盛り上がろうダンスふぇす」と題し、客席も一体となって楽しむプログラムを用意。「学園天国」「ようかい体操第一」「Habit」などなじみの曲に合わせて歌も交えたステージが展開され、観客もペンライトを左右に振ったり、客席で踊ったりして、出演者と一緒に楽しんでいた。

 荒武代表は「コロナ禍で舞台と観客に境界線のある期間が続く中で、お客さんと一緒に盛り上げたい、楽しい時間を過ごしてほしいと思っていた。演者として楽しかったです」と話した。

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