本紙掲載日:2023-03-30
(7面)

親子で生演奏楽しむ

市子育て支援総合拠点施設えんキッズで開かれた「親子deコンサート」
多くの親子が訪れ、子どもたちは音楽を聴きながら遊んだり、走り回ったりして自由に過ごした

延フィルが出張コンサート

 延岡フィルハーモニー管弦楽団(北林鉄平代表)が11日、延岡市松山町の市子育て支援総合拠点施設えんキッズで、出張コンサート「親子deコンサート」を開いた。午前と午後の部があり、合わせて約270人の親子が1時間のコンサートを楽しんだ。

 団員の加藤智大さん(フルート)、西山いずみさん(オーボエ)、黒木佑基さん(バイオリン)、丹波舞さん(ピアノ)が出演し、映画「となりのトトロ」より「さんぽ」で幕開け。その後、それぞれ楽器の紹介を交えながら、アンパンマンやドラえもん、ディズニー映画の主題歌、NHK2020応援ソング「パプリカ」など子どもたちに人気の曲を演奏。リズムに乗って手拍子を打ったり、マラカスを振ったりして楽しむ親子の姿が見られた。

 中にはドラマ「silent」の主題歌「Subtitle」、「春よ、来い」(松任谷由実作曲)といった親が楽しめる曲もあった。最後は「にじ」(中川ひろたか作曲)を披露。子どもたちは音楽に合わせてカラフルなスカーフを振り回して全身で音楽を楽しんでいた。

 同市野田から訪れた都成秀さん(32)と妻の聡子さん(33)は「団員の生演奏を聴くことができて貴重な時間だった」。コンサート中の娘の彩那ちゃん(1)の様子について「終始リラックスして聴いていたので、私たちもリラックスした時間を過ごせた」と話していた。

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