本紙掲載日:2023-03-30
(8面)

全国公募の公式ロゴマーク決定

地域商社−高千穂まちづくり公社

◆最優秀賞に神奈川県の田中さん

 高千穂町が資本金を100%出資する地域商社、高千穂まちづくり公社(社長・甲斐宗之高千穂町長)はこのほど、自社の公式ロゴマークを発表した。全国公募に159点の応募があり、審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞5点、審査員特別賞2点を選出。最優秀賞に輝いた田中惠理さん(神奈川県川崎市)の作品を正式採用した。

 同公社は昨年6月にオープンし、町内のふるさと納税事業などを推進している。高千穂町や設立して間もない公社を広く知ってもらう取り組みとして約4カ月前にロゴマークを公募。見やすさ▽町に根付く意匠が含まれているか▽制作者の思い−−などを審査し、今年2月に各賞を決定した。

 授賞式が25日、同公社であり、甲斐町長が受賞者に表彰状と副賞を贈呈。「高千穂まちづくり公社の〃顔〃になるロゴマーク。素晴らしいデザインで大変うれしく思う」などと感謝を述べた。採用されたロゴマークは今後、従業員の名刺や看板、広報チラシなどに活用されるという。

 田中さんによると、今回制作したロゴマークはまちづくりのシンボルとして家の形に。黄緑色は山々、水色は豊かな水源、白は雲を意味し、高千穂町が自然豊かな神話と伝説の町である様子などが表現されている。

 式にはオンラインで出席し、「私のデザインが高千穂まちづくり公社並びに高千穂町の発展と活躍のきっかけになればうれしい」と喜んでいた。

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