本紙掲載日:2023-04-01
3面

1日から春の地域安全運動

SNSきっかけの犯罪防止など訴え

 春の地域安全運動が、1日から始まった。10日までの期間中「子供と女性の犯罪被害防止」「特殊詐欺の被害防止」「鍵かけの徹底による乗り物対象の盗難被害防止」を運動の重点にさまざまな取り組みを実施する。

 県防犯協会連合会によると、県内でSNSのやりとりをきっかけに性被害に遭った児童の数は、過去10年で2倍近くに増加。「プロフィル」「趣味・嗜好(しこう)」「日常生活」などの何気ない投稿から被害に巻き込まれるケースが多く、「知らない人と電話やメールの交換をしたり、会ったりしない」「困ったことがあれば、必ずすぐに保護者に相談する」など、家庭内でルールをつくり、子どもが被害に遭いにくい環境を整えることが大切−と呼び掛けている。

 また、県内では昨年、自転車の盗難被害も983件発生。盗まれたうちの約7割が鍵を掛けていなかったことから「2重ロック」の徹底を引き続き促す。

◆5日に街頭キャンペーン−延岡地区防犯協会など

 延岡警察署、延岡地区防犯協会は5日、イオン延岡で街頭キャンペーンを予定。安賀多2区自転車盗難防止モデル地区、池上冷熱安全まもり隊と共同でチラシや反射材などを配布し、地域の安全を啓発する。

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