本紙掲載日:2023-04-01
(8面)

高規格救急車・延岡市消防本部へ−アステラス製薬

高規格救急自動車と、寄贈式に出席した皆さん(3月28日、延岡市消防本部)

70年から全国に寄贈−247台目

 製薬大手のアステラス製薬(本社・東京都、安川健司社長)は3月28日、延岡市消防本部(永谷正男消防長)に、高度な救命措置が行える資機材を搭載した高規格救急自動車1台を寄贈した。

 寄贈式は市消防本部であり、同社サステナビリティ部の飯野伸吾部長と、同営業本部スペシャリティケア第5営業部宮崎・鹿児島グループの戸田忠志ゼネラルマネジャーが、読谷山洋司市長に目録とレプリカキーを手渡した。

 飯野部長は「(寄贈した車両が)地域の皆さまの安心、安全につながることを心から祈っている」とあいさつ。

 読谷山市長は同社に感謝状を贈り、「高規格救急自動車は延岡市民の生命、体を守るため、有効に活用させてもらう」と謝辞。今後、再びコロナの感染拡大が懸念される実情にも触れ、「このタイミングでの寄贈は大変ありがたい。今後も、救急救命士の育成などを通して、市民に安心、安全を提供する使命を果たしていきたい」と力を込めた。

 同社は、特に医療分野での社会貢献活動に積極的に取り組み、1970年から全国の消防機関に救急車を贈っている。累計の寄贈台数は、今回を含め247台。県内では2018年に西臼杵広域行政事務組合消防本部に寄贈して以来、4台目となる。

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