本紙掲載日:2023-04-03
(7面)

東ファイターズが大勝V

延岡軟式野球連盟学童部夕刊デイリー新聞社旗新人大会

◆内田が3本塁打、日野は3安打−南少年も内田が意地の3ラン

 延岡軟式野球連盟学童部の今季開幕戦「夕刊デイリー新聞社旗新人大会」最終日は1日、延岡市西階球場であり、決勝は東ファイターズが南少年に12―4で打ち勝った。3位は東海ライダースと、岡富・北川。
大会は今季加盟の15チームのうち、合同を含む12チームが出場。3月25、26日に1、2回戦を行い、1日に準決勝と決勝を行った。


◆宿敵撃破し、あふれるやる気−東ファイターズ

 内田優志の3打席連続本塁打など打線が爆発し、優勝した東ファイターズ。村田健太監督は「初戦からみんなでカバーし合った。準決勝から投手陣がよく頑張り、決勝はあそこまで打つとは。監督の仕事は少なかった」と満足げだった。

 準決勝は左腕の土田寧々が好投。「おかげで決勝に全部をぶつけられた」(監督)。初回から攻撃陣のパワーとスピードが光った。

 3点を先制すると二回は、主将の日野慎大が「監督が背中を押してくれて力がみなぎって、楽に打てた」と左越え本塁打。以降は中堅返しの打撃で計3安打に2盗塁で打線を引っ張った。

 圧巻は4番の内田。三回、先頭で右翼に運ぶと、四回は2人を置いて「練習の成果で、センター方向を意識して低めの球を打てた」と右中間に特大弾。六回にも2ランを放ち、6打点を稼いだ。

 ライバルと目する南に大勝し意気上がるナイン。内田は「また自主練も練習も頑張って、打撃でチームに貢献し優勝したい」。日野は「声出しや内外野の連係も良かった。主将として全試合猛打賞を取り、次の大会も優勝したい」とやる気があふれていた。


◆「力負け」リベンジ誓う−南少年

 「力負け。日頃からしっかりけじめをつけ、努力をして、力を付けて、次は優勝したい」。準優勝の南少年主将・内田朝陽は、はっきりとした口調でリベンジを誓った。

 準決勝は左腕の土肥虎太郎が完封勝利。ライバルの東との決勝は、序盤から相手のパワーに押された。

 意地を見せたのは五回。相手は速球派が登板したが粘り強くつなぎ、走者2人を置いて3番の内田へ。「絶対にかえす」。素直に振り抜くと、鋭いライナーは中堅深くへ。3ランになった。

 内田修一監督は「失策から失点につながった。投手陣を含めて整備し、点をやらない野球を」。県大会が懸かる次戦に目線を向けた。

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