遺徳をしのび、花に感謝

花塚供養祭と物故者法要−延岡市華道連盟

　延岡市華道連盟（夏田美代子会長）の第５２回花塚供養祭と物故者法要が１日、同市山下町の今山大師（野中玄雄住職）で行われ、同連盟の礎を築いた物故者の遺徳をしのぶとともに、生け花に使われる花に感謝の気持ちをささげた。

　同連盟の役員１５人が参列。今山大師本堂で執り行われた物故者法要では、野中住職が読経する中、参列者は順番に焼香と合掌をして、同連盟を支えてきた先人たちの冥福を祈った。

　その後、本堂横にある花塚前で供養祭が行われた。参拝者は１人ずつ石碑前にヒマワリやカーネーションなどを献花し、水を石碑に掛けて静かに手を合わせていた。

　夏田会長は会員数が減少傾向にあることに触れ、「頑張って後継者育成に努めていきたい」と話した。