証明書の自動交付機を設置−日向市

マイナカード利用で１０円

　日向市は３日から、市役所１階の市民課待合スペースにマイナンバーカードを使って住民票の写しなどが取得できる自動交付機（行政キオスク端末）を設置した。コンビニやスーパーなどと同様に、５月２８日まで取得の手数料を１０円に減額する。操作方法などは係員が説明に応じる。

　庁舎内の利用時間は平日の午前８時３０分〜午後５時１５分まで（コンビニなどは午前６時３０分〜午後１１時まで。ただし、各店舗の営業時間内）。いずれもメンテナンス日は除く。

　減額の対象は１５歳以上の市民。取得できる証明書は、住民票の写し、印鑑登録証明書、各種税証明書、戸籍全部（個人）事項証明書など。窓口での発行手数料は通常手数料（３００、４５０円）。また、６月１日以降の同端末での取得手数料はいずれも１５０円となる。

　同端末で証明書を取得した十屋幸平市長は、「市民サービス向上の一環。取得まで時間がかからず、待ち時間も短縮される。マイナンバーカードの普及にもつながれば」と利用を呼び掛ける。