本紙掲載日:2023-04-05
(7面)

弘法大師大賞に佐島実佳さんら11人

最終審査を行う野中住職ら

大師祭協賛奉納書道展−6日から展示

◆夕刊デイリー新聞社賞は茂由衣佳さん

 延岡今山大師祭(14〜16日)の協賛行事「第23回奉納書道展」の最終審査が1日、延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)で行われ、弘法大師大賞11点、特別賞13点、奨励賞15点が決まった。

 今年は延岡市をはじめ、宮崎市や千葉県などの書道教室から569点の応募があった。本堂には1次審査を経た24点が並べられ、野中住職と市文化連盟の町田訓久会長、今山大師慶賛会の佐藤公昭会長が一つ一つ入念に審査していった。

 同書道展は日本書道界の祖といわれるお大師さん(弘法大師)にあやかろうと、今山大師と延岡書道協会(伊藤春花会長)、延岡書道連盟(稲垣素豪会長)などでつくる実行委員会が毎年、大師祭に合わせて開催している。

 すべての応募作品は6〜16日まで、大師銅像の足元の広場に展示される。野中住職は「毎年のことながら力作ぞろい。子どもたちの応募作品の中から文字の素晴らしさ、日々の鍛錬の成果に触れてほしい」と話していた。

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