本紙掲載日:2023-04-06
(8面)

俳聖・芭蕉の遺徳たたえる

芭蕉句碑に向け自らの句をささげる出席者ら(延岡城・内藤記念博物館庭園)
芭蕉句碑祭・合同俳句大会(延岡市社会教育センター)

句碑祭で献酒・献花−合同俳句大会も

 第47回芭蕉句碑祭が2日、延岡市の延岡城・内藤記念博物館庭園であり、市内の俳句会会員らが旧延岡藩・内藤家とゆかりのあった俳聖・松尾芭蕉の遺徳をたたえた。主催は同実行委員会(赤藤忠実行委員長)。

 庭園内の芭蕉句碑に向け、甲斐恵山さん(若鮎俳句会)が碑文の「西行の庵もあらむ花の庭」を朗詠。出席者らが献酒、献花を行い、春などを題材にした句を詠んで碑にささげた。

 その後、隣接する市社会教育センターで合同俳句大会(延岡若鮎俳句会主催、市内各俳句会協賛、市教育委員会、市文化連盟、県俳句会、夕刊デイリー新聞社後援)を開催。各俳句会代表の6人が選者となってそれぞれ選んだ特選1句、入選10句を発表し、作者を表彰した。

 320点の投句の中から、眦栂觧劼気鵑痢峪匍軅検覆◆砲貮〔翕佻申佞燭討蝓廚県俳句協会会長賞を受賞。赤藤委員長は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため3年間、中止していた芭蕉句碑祭と俳句大会が再開できたことに対し、「47回も開けていることはすばらしく、これからも続けていきたい。きょうは天候にも恵まれ、満開の桜の中で行うことができた」と喜んだ。

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