本紙掲載日:2023-04-07
(3面)

83人が新たな決意−県警察学校入校式

代表で答辞を述べる尾前巡査(6日、県警察学校)

 県警察学校(井上保志校長)の初任科入校式は6日、宮崎市の同校体育館で行われた。短期と長期、一般職合わせて18〜31歳の83人が入校。強くしなやかな警察職員になることを誓い、警察人生の一歩を踏み出した。

 4年大学卒の短期は35人(男性27人、女性8人)、それ以外の長期は34人(男性23人、女性11人)、一般職は14人(男性4人、女性10人)が入校。今回は4年ぶりにマスク着用せずに行われ、保護者も出席した。

 式では井上校長が「健康で有意義な学校生活を送るよう期待している」と式辞。代表で延岡市出身の尾前真優巡査が「県民の期待と信頼に応えられる強くしなやかな警察職員となるため、精進していきたい」と力強く答辞を述べた。

 同市出身の砂地明日香巡査は「正しい学校生活を送り、県民に安心感を与えられるような警察官になりたい」、日向市出身の山口敦史巡査は「知識も体力もまだ未熟だが、団結して同期と乗り越えていきたい」と話した。

 今後、短期生は半年、長期生は10カ月、法学や実務についての基礎教養を学ぶほか、柔道や剣道、逮捕術、拳銃操法などの訓練を受ける。一般職は事務に関する教養を身に付け、28日に卒業する。

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