農業のＩＴ化などＰＲ

大型ドローン−美郷町北郷支所ロビーに展示

　美郷町北郷宇納間の町役場北郷支所ロビーに、大型の農業用ドローンが展示され、来庁者の関心を集めている。

　北郷地区のブランド米「うなま米」作りに尽力している坂元ライスセンター（宇和田茂代表）が地区内の水田で実際に使用しているもので、地元の米農家にＩＴ化、省力化をＰＲするために展示した。

　２年前に導入された機体で、プロペラなどを展開した時の大きさは約２・５メートルにもなる。これまで稲の防除作業に活躍し、「効果は抜群でした」と同センター山田恭一郎さん。

　一方で、機体の数も操縦者も足りていないため、地区内すべての防除ができるまでには至っていない。「先端技術の導入はこれから避けられない課題。実機を展示することで、生産者に提案ができれば」と山田さん。展示は今月中旬までの予定。