本紙掲載日:2023-04-13
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太陽のタマゴ、13日解禁

延岡綜合地方卸売市場であった「太陽のタマゴ」の初競り
柳田さんの「太陽のタマゴ」

延岡産の最上級品に高値−延岡綜合地方卸売市場

 宮崎のブランド果実で県産マンゴーの最高級品「太陽のタマゴ」が13日解禁され、県内で一斉に競りに掛けられた。延岡綜合地方卸売市場にもJA延岡産4箱とJA宮崎中央産18箱が持ち込まれ、延岡産で最上級AA品の4L1箱(2個入り)に1万5千円の高値が付き競り場を沸かせた。

 特設の競り台で、競り人の山田一利さんが「今年も延岡産は4千個が見込まれており、ゴールデンウイーク前後がピークになる見込みです。地元の『太陽のタマゴ』を応援してください」とあいさつ。競りがスタートすると、買い受け人とのにぎやかなやり取りが響いた。

 「太陽のタマゴ」は、県産完熟マンゴーの中で重さ350グラム以上、糖度15以上、外観の2分の1以上が鮮紅色という基準をクリアした高品質な物。JA延岡管内では三須町の園芸農家柳田敏文さんが唯一生産している。

 同JA農産園芸課の山内智弘さんによると、今季も例年並みの収穫を見込んでいるといい「品質は県内でもトップクラスという自信があります。柳田さんをご指名で注文があるほどです」。

 最高値で落札した青果問屋マルヒデ(牧町)の白瀬英寿代表は「(マンゴーの)シーズン中にもよく扱わせてもらっています。品質は宮崎産に負けていませんし、地元の農家を応援する気持ちは変わりませんから」と話していた。

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