本紙掲載日:2023-04-14
(2面)

会員丹精、カンアオイ約100点

14日から始まった日本カンアオイ保存協会延岡支部のカンアオイ展示会

16日まで展示会−日本カンアオイ保存協会延岡支部

 日本カンアオイ保存協会延岡支部(稲垣常美支部長)のカンアオイ展示会が14日から、延岡市西階町の南方東コミュニティセンターで始まった。16日まで。入場無料。時間は午前9時30分〜午後5時(最終日は午後3時まで)。

 45年前から、カンアオイの花期(4月中旬)に合わせて開催している。今回は、会員4人が丹精した数十種類のカンアオイや山野草など約100点を出品。今が一番状態が良く、見頃を迎えているという。

 県北部のみに自生し、県の希少野生動植物や絶滅危惧種に指定されている「オナガカンアオイ」、楕円(だえん)形で茶色く果物のキウイに似ていることから名前がついた「キウイ」、中国の湿地などで見られる「パンダ」のほか、稲垣支部長が20年前に交配させて作り上げた「翠神(すいじん)」から、花部分ににごりがなく真っ白な「ヒメウラシマソウ」などの山野草まで、個性豊かな作品を見ることができる。

 稲垣支部長は「皆さんが見たことのない珍しい花や山草があるのでぜひ、お越しください」と来場を呼び掛けている。

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