本紙掲載日:2023-04-15
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延岡のぼりざる物産展

15日から始まった延岡のぼりざる物産展(15日午後、山下新天街)

4年ぶり待ちに待った開幕

 県北地域の地場産品などをPRする「延岡のぼりざる物産展」が15日から、延岡市山下町の山下新天街アーケードで始まった。開催中の延岡今山大師祭に合わせて4年ぶりの開催。天候が回復したこともあり、にぎわいを見せている。

 主催は延岡観光協会(盛武一則会長)。アーケード内には延岡市を中心とした県北地域と、延岡市の交流都市福島県いわき市、福井県坂井市、大分県佐伯市から農産加工品や郷土料理、地酒などを販売する約30のブースが並んだ。

 15日正午から開会式があり、盛武会長は「どれだけこの日を待ったことか、喜びに堪えない。おいしいものを食べて、あすはパレードも見て、楽しんで帰ってください」とあいさつした。

 開会式には交流都市の関係者も出席。読谷山洋司市長の祝辞に続き、千徳酒造の酒だるで鏡開きを行い、2日間の盛況を期待した。物産展は15日は午後6時まで、16日は午前9時〜午後5時30分。商店街内には飲食スペースや屋台村も設けられている。

 16日正午からは二つの高校の吹奏楽部が、山下町から栄町までを特別パレード。午後1時からは約千人が参加し、山下新天街南口からイオン延岡店まで練り歩く市中パレードがある。

 今山大師では15日、16日と演芸大会や餅まき大会などさまざまな山内行事が予定されており、弘法大師ご生誕1250年の節目を盛大に祝う。

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