本紙掲載日:2023-04-15
(3面)

自転車の盗難防止対策を

啓発チラシを配布する署員(10日、日向市駅駐輪場)
施錠の有無をチェックする職員(10日、日向市駅駐輪場)

日向署などが駅前で点検、呼び掛け

 春の地域安全運動の最終日だった10日、日向署(梅原守署長)は日向市駅と財光寺駅で自転車盗難防止の啓発活動を行った。併せて自転車利用者にヘルメット着用も呼び掛けた。

 同署交通、地域、生活安全課の署員と日向地区防犯協会の会員らが参加。チラシやワイヤロック(鍵)を配りながら被害防止に効果的な2重ロック対策を呼び掛けた。

 自転車利用者には、「1日からヘルメット着用が努力義務になったこと知ってますか」「着用お願いします」などと声を掛けて回った。

 また、日向市駅の駐輪場では、止めてある自転車の施錠状態を参加者で確認。195台中7台が無施錠だった。無施錠の自転車には「防犯診断カード」を取り付け、盗難防止の対策をするように促した。

 石田課長によると、日向市で発生した刑法犯認知件数の割合は自転車盗が多く、スーパーや量販店、駅などで盗まれるケースが多い。自宅に駐車していても盗まれるケースもある。「盗まれている自転車のほとんどが無施錠。短時間でも自転車から離れる時は施錠をすること。その際は2重ロックしてほしい」と話した。

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