本紙掲載日:2023-04-15
(3面)

ゼロカーボンシティで協定−日之影町

包括的連携協定を交わした日之影町の佐藤町長(左)とエスプールの浦上社長(提供写真)

東京・環境コンサルティング会社と

 日之影町と、地方自治体向けの環境コンサルティングなどを提供するエスプール(浦上壮平社長、本社・東京都)は7日、政府が2050年までと定めるゼロカーボンシティの推進に向けた包括的連携協定を締結した。今後、脱炭素による経済好循環を生み出す取り組みに協力して当たる。調印式は町役場であり、佐藤貢町長と浦上社長が覚書を交わした。

 式では、佐藤町長が「中山間においては脱炭素への取り組みが進んでいないというのが現実だと思う。豊かな自然資源を生かし、本町に適した取り組みを進めていければ」とあいさつ。

 浦上社長は、子会社のブルードットグリーン(八林公平社長)において、環境コンサルティングを約400社に提供してきた実績を紹介し、「知識とノウハウを共有しながら、中山間地域にとって見本となる取り組みになれば」と話した。

 協定事項は、ゼロカーボンシティの推進に向けた支援▽町民および事業者への周知・啓発等▽町の豊富な資源(森林、河川等)の活用調査――。同町は各種施策と連携し、自律的かつ持続可能なまちづくりに取り組むとしている。

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