本紙掲載日:2023-04-17
(2面)

日之影小ネットワーク会を指定

甲斐副会長(右)から指定書を受け取る田中代表

地域の安全・安心活動推進モデル地区

◆通学路での見守り、高齢者の詐欺被害防止啓発も

 高千穂地区防犯協会(会長・藤本昭人高千穂町副町長)はこのほど、「地域の安全・安心活動推進モデル地区」に日之影町の日之影小ネットワーク会(田中省二代表、13人)を指定した。期間は2025年3月31日までの2年間。

 同モデル地区は県防犯協会連合会が定め、県内24地区の積極的な地域安全活動を促す取り組み。指定を受けたボランティア団体などが安全安心に暮らせるまちづくりの中核となり、周辺地域に波及効果をもたらすことなどを目的としている。

 指定書の交付式は10日、日之影町役場であり、高千穂地区防犯協会の副会長を務める同町の甲斐敏弘副町長が田中代表(76)に指定書を授与。出席した佐藤貢町長に激励され、田中代表は「長年の活動が認められたようで会員一同、喜んでいる。今後も精進し、町のために一生懸命頑張りたい」と力を込めた。

 日之影小ネットワーク会は日之影小学校区の児童生徒に対する見守り活動を20年以上継続。伝統芸能の継承や子どもへの読み聞かせ会、スポーツ指導など、地域活動も活発に行っている。

 今後は道幅が狭く、人通りが少ない通学路での見守り活動や、高齢者の特殊詐欺被害等を防ぐための地域パトロール、啓発活動などを推進していくという。

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