本紙掲載日:2023-04-17
(8面)

子ども食堂2カ所に寄付−ダイナム宮崎延岡店

ダイナム宮崎延岡店などからの寄付金を手にする小川代表(中央)と児玉代表(日産サティオ延岡北店)

地域と協働−アルミ缶集め換金

 パチンコホールのダイナム宮崎延岡店(延岡市川原崎町、吉田大吾店長)は14日、地域の住民や事業所との資源物回収で得た益金3万円を、延岡市牧町を拠点とする「みんなの食堂牧」(小川靖子代表)と同市南方地区で活動する「にこにこキッチン」(児玉美鈴代表)の各ボランティア食堂(いわゆる子ども食堂)に寄付した。

 ダイナムグループは生活困窮者など社会的弱者の支援を目的とした地域共生部門を設け、各店舗が地域ごとに活動を展開。延岡店は市内6カ所の子ども食堂への支援を軸に、障害者らが生産した作物や加工品を購入して届けるなど、周囲にも支援の輪が波及するよう工夫して取り組みを進めている。

 贈った寄付金は延岡店と関連企業の日本ヒュウマップ、地元の日産サティオ宮崎延岡北店(桜園町)と周辺地区が、それぞれに分別収集したアルミ缶を集め、再資源回収業者の協力で換金。サティオ延岡北店であった贈呈式では日盥店長が両ボランティアの代表に寄付金を手渡した。

 寄付を受けた小川代表は「活動資金は寄付に頼っており、地域の事業所からの応援はエネルギーになります」。児玉代表も「子どもやお年寄りの方には孫や親と同じようにできる限りいい物を食べてほしいと思っていますが、その分、食材費がかかるので大変ありがたいです」と感謝した。

 日産サティオ宮崎延岡北店が協力しての寄付は昨年9月に続き2回目。同店では従業員8人と協力して家庭ごとに使用済みのアルミ缶を洗浄し、一定量集めて持参しているといい、日眦皇垢蓮崗しでもお役に立つことができれば幸いです。今後も継続したい」と意気込みを語った。

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