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県北から松葉、佐藤、西森、岡さん
県消防職員意見発表会が13日、日向市中央公民館で行われた。県内10消防局・消防本部から選ばれた代表者と開催地枠を含む11人の若手職員が登壇し、日頃の活動で感じたことや消防、救急体制改善策などを自身の言葉で発表した。最優秀賞には宮崎市消防局の消防士吉田樹さん(25)が輝いた。 ◆最優秀賞は吉田さん(宮崎) 同発表会は毎年、県内の消防局・消防本部が持ち回りで開催している。県北からは開催地の日向市消防本部から2人、西臼杵広域行政事務組合消防本部と延岡市消防本部から各1人が参加した。 日向市消防本部の消防士松葉幸大さん(29)は「新時代〜次世代へ伝承〜」をテーマに、若手職員の知識、経験不足を補うため「所属の垣根を越えたベテラン職員の声を聞く会」の実施を提案。新時代を担う消防士の育成に力を入れるべきだと語った。 西臼杵広域行政事務組合消防本部の消防士佐藤光洋さん(27)は「災害関連死から命を守る」と題し、熊本地震の犠牲者273人のうち80%以上の218人が持病の悪化、精神的疲労による自殺など間接的に命を落とす災害関連死だったと紹介。「災害現場だけでなく、避難所に目を向けるべき」と訴えた。 日向市消防本部の消防士長西森隼人さん(29)の題名は「防災の声〜未来を担う子供達(たち)に〜」。避難訓練以外でも学校と連携し子どもたちと関わることで消防の仕事や防災に興味を持ってもらえるとし、「自分たちの声を届け地域の防災意識を高めましょう」と呼び掛けた。 延岡市消防本部の消防士岡凌大さん(24)は「限りある資源」として、救急車の不適切利用の増加解消に向け、全国版救急受診アプリ「Q助」の普及促進を提言。該当する症状を選択すると、緊急度に応じた対応が確認できると言い、「直接伝えるほか、2次元コード付きのチラシ配布も良いと思う」と述べた。 出場者は、1人5分の持ち時間で発表。審査員6人が「論旨の明確性・説得力」「業務に対する問題意識・発展性」「発表態度・表現力」などを基準に審査した。 最優秀賞の吉田さんは「救急救命授業」のテーマに、学校教育で救急救命カリキュラムを導入する案を提案した。このほか、優秀賞は都城市消防局の消防士霈礁斥さん(22)、奨励賞は串間市消防本部の消防士坂口佳志朗さん(28)が選ばれた。 吉田さんは、今月28日に熊本県八代市で開催される九州地区消防職員意見発表会に県代表として出場する。
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県北から松葉、佐藤、西森、岡さん
県消防職員意見発表会が13日、日向市中央公民館で行われた。県内10消防局・消防本部から選ばれた代表者と開催地枠を含む11人の若手職員が登壇し、日頃の活動で感じたことや消防、救急体制改善策などを自身の言葉で発表した。最優秀賞には宮崎市消防局の消防士吉田樹さん(25)が輝いた。
◆最優秀賞は吉田さん(宮崎)
同発表会は毎年、県内の消防局・消防本部が持ち回りで開催している。県北からは開催地の日向市消防本部から2人、西臼杵広域行政事務組合消防本部と延岡市消防本部から各1人が参加した。
日向市消防本部の消防士松葉幸大さん(29)は「新時代〜次世代へ伝承〜」をテーマに、若手職員の知識、経験不足を補うため「所属の垣根を越えたベテラン職員の声を聞く会」の実施を提案。新時代を担う消防士の育成に力を入れるべきだと語った。
西臼杵広域行政事務組合消防本部の消防士佐藤光洋さん(27)は「災害関連死から命を守る」と題し、熊本地震の犠牲者273人のうち80%以上の218人が持病の悪化、精神的疲労による自殺など間接的に命を落とす災害関連死だったと紹介。「災害現場だけでなく、避難所に目を向けるべき」と訴えた。
日向市消防本部の消防士長西森隼人さん(29)の題名は「防災の声〜未来を担う子供達(たち)に〜」。避難訓練以外でも学校と連携し子どもたちと関わることで消防の仕事や防災に興味を持ってもらえるとし、「自分たちの声を届け地域の防災意識を高めましょう」と呼び掛けた。
延岡市消防本部の消防士岡凌大さん(24)は「限りある資源」として、救急車の不適切利用の増加解消に向け、全国版救急受診アプリ「Q助」の普及促進を提言。該当する症状を選択すると、緊急度に応じた対応が確認できると言い、「直接伝えるほか、2次元コード付きのチラシ配布も良いと思う」と述べた。
出場者は、1人5分の持ち時間で発表。審査員6人が「論旨の明確性・説得力」「業務に対する問題意識・発展性」「発表態度・表現力」などを基準に審査した。
最優秀賞の吉田さんは「救急救命授業」のテーマに、学校教育で救急救命カリキュラムを導入する案を提案した。このほか、優秀賞は都城市消防局の消防士霈礁斥さん(22)、奨励賞は串間市消防本部の消防士坂口佳志朗さん(28)が選ばれた。
吉田さんは、今月28日に熊本県八代市で開催される九州地区消防職員意見発表会に県代表として出場する。