屋外型トレセンが開所−オーシャンドーム跡

県関係者らが１６日祝う−宮崎市

◆大学ラグビー交流戦も開催

　県が宮崎市の旧シーガイア・オーシャンドーム跡地に整備した「アミノバイタルトレーニングセンター宮崎」（県屋外型トレーニングセンター）の開所式が１６日、同所であった。河野知事ら関係者がテープカットをして開所を祝った。

　県や県議会、県観光協会、ラグビーやサッカーなど競技団体の関係者らが参加。河野知事は「施設整備を通じて国際水準のスポーツの聖地みやざきのブランド力を高めるとともに、県全体の競技のレベルアップにつなげたい」と意欲を述べた。

　関係者がテープカットで開所を祝ったのに続き、こけら落としとして大学ラグビー交流戦が行われ、招かれた全国大学選手権大会連覇中の帝京と強豪の同志社が、白熱した試合を繰り広げた。

　交流戦前には知事が両チームに宮崎牛１０キロ分の目録をそれぞれ贈呈し、健闘を願った。また、開所式の関連イベントは前日１５日にも県内の小中高校生を対象にしたラグビー講習会があり、両チームの選手と交流を深めながら競技力を高めていた。

　県スポーツランド推進室によると、開所記念イベントは、同センターの利用が今月１日からスタートしたのに合わせて、施設の認知度と注目度を向上させるとともに「スポーツランドみやざき」の推進につなげる目的で開催した。