ジャズバンドがアレンジして演奏

ラテンのリズム楽しむ−延岡

　延岡市のラテン音楽を楽しむ会の４月例会「ようこそラテンミュージックカフェへ！」は１５日、延岡市桜小路の川中コミュニティセンターであった。県内でライブ演奏を行っている「ＪＡＺＺＵＮＤＥＲＴＨＥＴＲＥＥ」から３人が訪れて１４曲を演奏。参加者は体を揺らすなどしながらラテンジャズライブを楽しんだ。

　ジャズライブには、小山圭一さん（コントラバス）、千恵美さん（ピアノ）夫婦と、藤川宏治さん（ドラム）が訪れ、「ＯｖｅｒＴｈｅＲａｉｎｂｏｗ」や「サヴァの女王」「Ｔａｂｏｏ」など耳なじみのある曲を、ラテンリズムで演奏する４ビート、ブラジル音楽のジャンルの一つボサノバなど、ラテン風にアレンジして奏でた。

　千恵美さんが鍵盤ハーモニカを弾きながらピアノ演奏する場面もあり、高度なテクニックで観客を魅了。ラテン風の音楽に観客は思わず足でリズムを刻んだり、体を揺らしたりしながら演奏を楽しみ、１曲終わるごとに大きな拍手を送っていた。

　企画した事務局の加藤恵弘さん（７１）によると、「しばらくコロナで機会がなかったからとても楽しかった」「自然に体が動いた」など好評だったといい、「皆さんご機嫌で、『ぜひ、また企画して』の声もあり、喜んでもらえたと思う」と話していた。

◆６月例会への参加呼び掛け

　ラテン音楽を楽しむ会の６月例会は、同月１０日午後１時３０分から延岡市桜小路の川中コミュニティセンターである。広く参加を呼び掛けている。

　１部は会員の緒方節夫さんによるアルトサックス演奏を、２部は参加者から事前に希望曲を募集して鑑賞する。希望曲は受け付け中。

　問い合わせは事務局の加藤さん（電話０８０・６４４３・８９４３）まで。