本紙掲載日:2023-04-19
(8面)

4年ぶり・みそぎ神事や御神幸

高千穂神社春季例祭−見物客でにぎわう

 高千穂神社(後藤俊彦宮司)の春季例祭が16日、高千穂町三田井の同宮などで行われた。新型コロナウイルスの影響で自粛していた禊(みそ)ぎの神事や御神幸も4年ぶりに再開され、見物客らでにぎわった。

 神社で式典を終えた正午すぎ、高千穂警察署の川越直海署長またがる御神馬の先導で神輿(みこし)2基、神面隊、戸田流と神影流の棒術・白刃術隊などでつくる御神幸が高千穂峡へ「浜下り」。峡内の「おのころ池」に浮かぶ「おのころ島」を時計回りに3周して禊ぎを済ませた。

 神社に戻った一行は、郷土舞踊隊や町防犯協会員らによる地域安全パレード隊と合流し、町内巡行へ。神輿隊は「わっしょい、わっしょい!」「そいや、そいや!」といった威勢の良い掛け声を、その他の余興隊は太鼓や鉦(かね)の音を響かせながら演舞などを披露し、神殿通りから天真名井付近まで往復約2キロをゆったりと練り歩いた。

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