本紙掲載日:2023-04-20
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県内海水浴場で水質検査−保健所

海水を採取する延岡保健所の職員(18日、須美江海水浴場)

延岡、日向の7カ所も

 海水浴シーズンを前に延岡と日向保健所は18、19の2日間、7カ所の海水浴場で「水質調査」を実施した。県と宮崎市が県内15海水浴場で行う調査の一環で結果は6月に県のホームページなどで公表される。

 延岡保健所は下阿蘇、熊野江、須美江海水浴場。日向保健所は御鉾ケ浦、伊勢ケ浜、お倉ケ浜、金ケ浜海水浴場で調査。それぞれ職員が午前と午後の計4回、海に入り、水温や気温を記録しながら、水面から50センチほどの深さの海水を大小の容器に採取した。

 海水は宮崎市の県衛生環境研究所が分析。水質の判定基準となる,佞麒慇大腸菌群数¬膜の有無COD(化学的酸素要求量)て明度―を。また、pH(水素イオン濃度)とO157(腸管出血性大腸菌)も測定し、海水浴場として「適」しているかどうかを調べる。

 昨年の調査では、県内すべての海水浴場が「適」に区分された。延岡は下阿蘇、須美江、日向は伊勢ケ浜、お倉ケ浜、金ケ浜が、最高ランクの「AA」の評価を受けている。

 海水を採取した延岡保健所の担当職員は「雨が降った直後など、状況によって水質が微妙に変わることはあるが、今年も例年通り、濁りもなく、きれいな海だったように思う。後は検査の結果を待ちたい」と話していた。

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