本紙掲載日:2023-04-24
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ゆうきの森・上三輪に植樹−旭有機材

上三輪町の「ゆうきの森」で行われた旭有機材の植樹祭

社員や家族らヤマザクラ約200本

 旭有機材(本社・東京、中野賀津也社長)はこのほど、延岡市上三輪町の「ゆうきの森・上三輪」で植樹祭を開催し、ヤマザクラの苗木約200本を植えた。

 県が取り組む「企業の森づくり」事業を活用して、2008年から植樹・森林保全活動を実施。上三輪町の私有地で行われる森林整備活動は18年に始まったが、コロナの影響で、20年から3年連続で中止となっていた。

 4年ぶりとなる植樹祭には、社員やその家族、協力企業の社員、インドネシアの技能実習生など80人ほどが参加。延岡地区森林組合があらかじめ刺した竹の指標を目印に、約1・14ヘクタールの斜面に、ヤマザクラの苗木約200本を丁寧に植えていった。

 植樹を終え、今春入社の成田俊輝さん(24)は「木を植えること自体初めてだったので、これから成長を見ていくのが楽しみ」。甲斐奈月さん(22)は「周りの社員の方たちとも仲を深められた。自然とも触れ合える良い機会だった」とそれぞれ感想。植えた木々と共に自らも成長していくと、気持ちを新たにした様子だった。

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