本紙掲載日:2023-04-24
(9面)

南少年が19点大勝

全日本学童大会延岡支部大会

◆準優勝は旭、2チームが県大会へ−延岡軟連

 高円宮賜杯第43回全日本学童大会延岡支部大会決勝は22日、延岡市西階球場であり、南少年が旭サンダースを19―6で破り優勝。両チームは5月27、28日に串間・日南支部である県大会に出場する。大会は延岡軟式野球連盟学童部主催。

 大会は市内11チームが出場。8、9、15日のトーナメント戦で決勝進出チームが決まった。結果は本紙へ。


◆雪辱の決勝で、打線輝く−南少年

 優勝した南少年の主将・内田朝陽は「新人大会のリベンジで狙っていた優勝でとてもうれしい。みんながまとまって日頃から努力できた」と素直に喜んだ。

 初回から。単打をつなぎ4点を先制し、なおも2死満塁で安部琉斗の2打席目。「しっかり振り抜けた」という打球は左中間を深々と破るグランドスラムとなった。

 「みんなが打ってくれて、自分もしっかりミートして強い打球を打てた」という5番の田叶真が3安打5打点を挙げるなど大量19点。新人大会で敗れた決勝の舞台で輝いた。

 ただ、主将の内田は「この内容では県大会では通用しない。もっとまとまってミスをなくしていきたい」と気を引き締め、「全国まで行って優勝したい」と目標を掲げた。


◇いい思い出に−旭サンダース・山形大剛(準優勝の主将)

「優勝は取れなかったが、いい思い出になった。県大会では負けないように、
まずは守備を練習し、たくさん打って盛り上がれるようにしていきたい」

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