本紙掲載日:2023-04-25
(2面)

交通事故死ゼロ545日を達成

西丸対策監(右)から表彰状を受け取った甲斐町長(中央)。左は高千穂警察署の川越直海署長

県交通安全対策推進本部、高千穂町を表彰

 おおむね1年6カ月にわたり交通死亡事故が発生していないとして、県交通安全対策推進本部(本部長・河野俊嗣県知事)は13日、高千穂町に「交通事故死ゼロ市町村」の表彰を伝達した。

 同本部は、人口に応じた基準(7区分)を定め、交通事故死ゼロを長期間継続している市町村を表彰している。高千穂町は人口2万人以下の区分で、545日(おおむね1年6カ月)が表彰基準。同町では2021年9月28日を最後に交通死亡事故が発生しておらず、今回で通算7回目の受賞となった。

 表彰伝達式は町役場であり、県総合政策部の西丸日出男交通・地域安全対策監が甲斐宗之町長に表彰状を授与。県内や町内で発生している交通事故の傾向などを説明し、反射材の着用と制限運転の推進を求めた。

 甲斐町長は「町としても道幅の狭い道路にグリーンベルトを設置するなどしているが、消えかかっている箇所もある。来月には春の全国交通安全運動も始まるため、各地区の総会で呼び掛けるなど、安心安全なまちづくりを進めていきたい」と力を込めた。

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