池上会長らを再選

５月２１日−園遊会はホテルで開催

　一般社団法人県立延岡高等学校同窓会（池上武博会長）は２３日、延岡市古城町の延陵会館（同窓会館）で、今年度の定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、池上会長（延岡高１９回卒）ら役員全員を再選したほか、今年度予算などを原案通り承認した。役員の任期は２年。

　全世代の卒業生が集う懇親会「第６６回園遊会」は、５月２１日正午から、紺屋町のエンシティホテルで行う計画。コロナ禍で３年間開催できなかったこともあって、会場を含めた今後の在り方を検討する中で、初のホテル開催が決まった。これまでは母校の体育館で開いていた。

特定の学年で組織する実行委員会は、今回は設けず、本部が中心となって運営し、当日は５６、５７回生が手伝う。

　「縮小してでも続けることが大事」と、２５０人程度の規模にする考え。当日の混乱を避けるため、チケット（５千円）は事前購入制とし、現在、出席者を調整中という。

　園遊会に先立ち５月１２日午後１時からは、母校体育館で講演会を行う。３０回生で、昨年４月に旭化成社長に就任した工藤幸四郎さん（６３）が、「伝統は守るべからず創るべし」と題して話す。在校生や同窓生が対象。