本紙掲載日:2023-04-27
(7面)

多様な表情見せる花々

5月7日まで延岡植物園で開かれている「ハンギングバスケット展」(24日)

5月7日までハンギングバスケット展−延岡植物園

 延岡市内の園芸家でつくるフローリスト延岡(湯川良子代表)は、同市天下町の延岡植物園で「ハンギングバスケット展」を開いている。5月7日まで。観覧無料。

 ハンギングバスケットとは、壁に掛けたり、つるしたりして楽しむ花の寄せ植え。会場にはペチュニア、ヒャクニチソウ、ロベリアなど季節のさまざまな花々が植え込まれた作品74点が展示されている。

 作品はいずれも生の植物で、期間中は湯川代表らが雨風を防ぐ傘の設置や水やり、草取りなどを行い、景観を維持している。

 部門はハンギングバスケット教室の生徒や、展示会参加経験者から募集した「一般コース」と、16日に同所で行った初心者向け講習会で制作した「初心者コース」の2部門。

 県北で活動するマスター(有資格者)の作品も併せて展示しており、自身もマスターで、今回2点を出展する湯川代表は「上手な人は、花の成長速度や習性も理解して、計算しながら配置している。期間中、作品もさまざまな表情を見せてくれると思うので、ぜひ何度もお越しいただいて、楽しんでもらいたい」と呼び掛けている。

 展示会は、29日に同所で開催される「フラワーフェスタ2023inのべおか」に合わせて実施。作品は事前に審査され、イベント内で表彰される。

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/