本紙掲載日:2023-04-28
(3面)

姉妹盟約を延長−調印式

延岡東と韓国の西安東RC

◆1983年に締結・青少年交流、続く友好親善

 延岡東ロータリークラブ(RC、山内隆典会長)は延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡で26日、姉妹クラブの韓国・西安東RC(イ・ビョンソプ会長)と盟約延長の調印式を行った。両クラブは1983年に姉妹締結して以降、青少年交流事業などを続けながら盟約を延長している。

 延長調印式は2003年の第6回以降、5年ごとに実施。会場は日韓交互に提供しており、日本での開催となった今回は西安東RCの関係者15人が来延し、延岡東RC関係者約70人と共に式に臨んだ。

 会場では両国国歌、ロータリーソングの斉唱などに続いて、山内会長が「(姉妹締結から)40年に当たる記念すべき10回目の延長調印式。忘れられない良き思い出の日になる」、続いてイ・ビョンソプ会長が「これからも粘り強い友情と理解を元に交流がさらに発展していくことを確信している」と喜びを語った。

 来賓の池ノ上克宮崎大学前学長(国際ロータリー第2730地区ガバナーエレクト)は、両クラブの縁を通して2018年に宮崎大学と韓国・安東大学が学術交流協定を結んだことに触れ、「皆さんの国際奉仕活動への努力に感謝申し上げたい。友好の歴史がいっそう輝くことを祈っている」とあいさつした。

 最後に両クラブの幹事らと共に登壇した2人の会長が盟約書に署名をすると、出席者からは大きな拍手が送られ、野中玄雄パストガバナーが両クラブに対して「民間交流の立場から日韓の友好親善への奉仕を積み重ねている」と敬意を示した。

 会場では祝賀会も開かれ、トークショーやアトラクションなどで会員同士の親交を深めた。

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