公式ＨＰ「高千穂に泊まる」を開設

多くの利用を−高千穂町旅館業組合

　高千穂町旅館業組合（佐藤雄二郎組合長）は３日、高千穂エリアの宿泊施設情報などを発信する公式ホームページ「高千穂に泊まる」を開設した。

　同組合は昨年８月、高千穂町と、高度情報通信サービスを提供する鉄道情報システム（本社・東京都、本多博隆社長）を交えた包括連携協定を締結。観光ＤＸ（デジタル・トランスフォーメーション）の推進に向けた取り組みを行ってきた。

　開設したホームページは組合に加盟の２６施設を掲載。町内に宿泊を希望する観光客が、目的に合った施設を一覧できる窓口的な役割を担う。

　鉄道情報システムが展開する「らく通ｗｉｔｈ」（予約サイトを一元管理するシステム）を活用した独自の予約システムも備わっている。

　同組合によると、専用バナーから高千穂峡の手こぎボートや観光夜神楽の予約に誘導することで、より観光客の利便性や満足度が高まる環境を整備。開設を機に、公式ホームページのない宿泊施設の稼働率向上にも期待できるという。佐藤組合長（３８）は「観光だけではなく、さまざまな目的で宿泊を検討中の方々に役立つホームページになっている。一つの窓口から各宿泊施設の予約も可能ですし、閲覧しやすいレイアウトにもこだわったので、ぜひ、多くの方にご活用いただきたい」と話した。

　同ホームページのＵＲＬはｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｔａｋａｃｈｉｈｏｙａｄｏ．ｊｐ。