植栽でまちを美しく

コンテストの最優秀賞らを表彰−日向市全市緑花推進協議会

ちかど花フェア２０２３」の表彰式が２５日、市役所であった。

　コンテストは、花づくりを通して市民の豊かな感性、温かい人情などを育てることを目的に毎年開催。作品は２月から３月上旬まで募集し、一般家庭、事業所および団体、自治公民館、スモールガーデン、写真の５部門に個人１６人、８団体から計２４点の応募があった。３月下旬に審査を行い、各部門で最優秀賞１点と優秀賞２点を決めた。また、長年にわたり市内で緑化ボランティア活動を続けている個人に審査員特別賞を贈った。

　表彰式で黒木会長は「各部門とも年々レベルが上がっている。受賞は日ごろのたゆまぬ努力の成果。皆さんの花々を多くの人が見て、緑化推進に関心を持ってほしい」とたたえ、受賞者、団体にそれぞれ賞状を手渡した。

　十屋幸平市長は、「皆さんの熱意と努力が市民に心の豊かさを与えている。市内に花や花壇が広がり、市民に癒やしを与えてもらえれば」とあいさつ。

　一般家庭部門で最優秀賞に輝いた日和佐八重子さん（８６）＝同市財光寺＝は、「花の手入れが好きで約４０年間続けている。今回は多肉植物を増やし、立体的に仕上げた。初の最優秀は励みになる。元気なうちは続けていきたい」と話した。

　入賞作の写真は、５月１２日まで市役所１階市民ホールで展示している。