本紙掲載日:2023-04-29
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大型連休、雨のスタート

大型連休初日、雨の高千穂峡。傘を差して真名井の滝などを散策する観光客ら

高千穂峡渓谷に傘の花

◆ボート楽しむ−家族連れなど大勢

 29日から大型連休。最長で7日までの9日間の休みとなる。初日はあいにくの雨。県内有数の観光地高千穂町は朝から観光客でにぎわい、国指定天然記念物の名勝高千穂峡には大勢の観光客が訪れ、渓谷に傘の花が咲いた。

 高千穂峡の柱状節理には雨粒が伝い、観光客は美しい新緑の中で神話のふるさとの景色を満喫していた。

 連休期間の高千穂峡はボートの営業を通常より早め、午前7時30分にスタート。ボート乗り場には早朝から列ができた。

 順番がきてボートに乗り込んだ観光客の中には、かっぱ姿で楽しそうにオールをこぐ家族連れなどの姿なども見られた。

 渓谷内では傘を差してゆったりと峡内を練り歩く夫妻、日本の滝百選の「真名井の滝」をバックに記念撮影する外国人観光客などもいた。

 同町観光協会(竹尾通洋会長)によると、貸しボートの予約チケットは5月5日まで完売。今後は天気も回復する見込みで、さらなる人出の増加が期待できそうだ。7日までは高千穂峡周辺の駐車場、臨時駐車場を循環する有料シャトルバスを運行している。

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