１日からクールビズ

１０月末までノーネクタイ、軽装−延岡市

　快適で働きやすい軽装に取り組むことで、省エネや地球環境保護などを図る「クールビズ」が１日から、官公庁などで始まった。延岡市役所でもノーネクタイなど軽装の職員らが仕事に励んでいた。

　クールビズは、地球温暖化対策の一環として、２００５年度から政府が提唱する取り組み。過度な冷房に頼らず、さまざまな工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイルで、室温の適正化とその温度に適した軽装などの取り組みを呼び掛ける。

　同市は１０月３１日まで実施。クールビズを通じて、省エネなど職員の節電意識高揚のほか、地球環境保全都市、ゼロカーボンシティとしてのイメージアップを図る。

　期間中はノーネクタイなど、服装を緩やかにして職務に当たる。こども保育課の濱口政人さん（２３）は「クールビズだと疲れにくい。首元が涼しく、軽やかな気持ちになる」と話していた。

　市は、「クールビズのお知らせ」のステッカーを各階掲示板（本庁以外は各課室）に掲示し、市民に理解と協力を呼び掛ける。