まちの魅力伝える写真３１点

のべおか一番！フォトコン入賞・入選作品展

◆１４日までイオン延岡店

　延岡の魅力を写真で伝える「第６回のべおか一番！フォトコンテスト」の入賞・入選作品展が、延岡市旭町のイオン延岡店１階東口付近で開かれている。１４日まで。延岡花物語実行委員会主催。

　コンテストは新型コロナウイルス感染拡大による中止が続き３年ぶりの開催。県内外６５人の応募者が２０１９年４月から今年４月１０日までに撮影した計２６０点の中から、グランプリ受賞作、準グランプリ２作品、奨励賞１２作品に入選作品などを加えた３１点をパネル展示している。

　このうち、グランプリを受賞した甲斐歩未さん（延岡市大貫町）の「桜空」は、延岡のシンボルである旭化成の煙突など工場群や市街地の美しい夜景と咲き誇る桜を絶好の構図で撮影した。

　また、準グランプリに選ばれた甲斐啓一さん（同市高野町）の「幽玄の舞」は南方地区の渓流に乱舞するホタルの光跡、同じく甲斐靖一さん（同市野地町）の「満月の浦城海岸」は磯の断崖をシルエットに満月が夜の海をこうこうと照らす光景を見事に捉えている。

　今回はスマートフォンで撮影した作品を対象にした「スマホ賞」も新設され、展示会場では買い物客らが足を止めて力作を鑑賞する姿が見られた。入賞・入選作品は観光ＰＲに活用されることとなっており、同実行委員会は「来店の際はぜひご覧の上、延岡の魅力を再確認していただければ」と呼び掛けている。