本紙掲載日:2023-05-03
(3面)

県産キュウリ−バックアップとPRを

県産キュウリの販売促進に向けたPRを要請する生産者の代表ら(4月17日、県庁)

日本一の生産量

◆JAの部会代表ら知事に要請

 4月19日は「良いきゅうりの日」。きゅうり生産者の代表者らは同17日、県庁を訪れ、収穫が最盛期を迎えた日本一の生産量を誇る県産キュウリを河野知事に贈り魅力をアピールするとともに、販売促進に向けた全国へのPRを要請した。

 JAグループみやざききゅうり部会代表者会の重永義明副部会長、JA宮崎経済連の押川和範部長らが訪問。重永副部会長が「責任感と使命感をもって栽培しているので、生産者のバックアップをお願いしたい」とあいさし、知事に手渡した。

 続いて、キュウリを使った塩昆布あえ、ガーリックバター炒めを知事が試食。「シャキシャキした食感が良く、どちらもおいしい。定番の野菜なのでいろんな料理に使えるが、もっと食べ方を提案すると広がる」などと話していた。

 県産キュウリは、県内13JAのうち11JAで生産され、全国の販売先に年間を通して出荷している。本年産(2022年9月〜23年8月)は約4万トンの出荷を計画。出荷のピークとなる4、5月で約1万400トンの出荷を見込んでいるという。

 作柄は1月から2月にかけて低温に加え、天候も安定しない状況が続いたことで不安定な出荷となったが、2月下旬から天候が安定するとともに気温の上昇も相まって出荷量が増加し、4月中旬以降に出荷の最盛期を迎えるという。

 JAグループみやざききゅうり部会代表者会やJA宮崎経済連は、良いきゅうりの日に合わせたキャンペーン企画などを展開し、販売促進に取り組んでいる。

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