本紙掲載日:2023-05-03
(3面)

マスクに感謝し供養祭−日向商議所

喜びの歌の練習に励む参加者

8日、イベントで合唱など・本番を前に練習

 日向商工会議所(三輪純司会頭)は8日午前10時から、コロナ禍で定着したマスクに感謝する「供養祭」を日向市駅前あくがれ広場で開く。小雨決行。

 脱マスクを掲げる同会議所の地域経済再生に向けた取り組みの一環。同日から新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2類から5類に移行されるのを受け計画した。

 当日は、会場にマスク回収箱を設置し、マスク供養を行うほか、喜びの歌の合唱、獅子舞、なぎなたの演舞、餅まきなどを予定している。

 本番を前に2日、同広場の野外ステージで合唱の練習を行った。参加したのは指揮者を務める三輪会頭のほか、同会議所の役員や職員、青年部、女性会などのメンバー約40人。指導は、同市のコーラスグループ「ヒューガンヴォイセス」が担当した。

 この日は、当日披露するベートーベン作曲の「喜びの歌」に、三輪会頭が作詞した歌詞で練習。三輪会頭がタクトを振りながら、「自分が主役と思って大きな声で」「力強く」などと声を掛けると、参加者は、本番を想定しながら、何度も熱のこもった歌声をステージから響かせた。

 三輪会頭は「マスクには大変お世話になったが、少しずつ離れるけじめの日にしたい。一日も早くコロナ禍前以上のにぎわいを取り戻したい。多くの人に参加してもらえれば」と来場を呼び掛ける。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/