門川だんじり、魅力伝える

７日まで、イオン日向店で写真展

◆振興会の若松さん撮影－担ぎ手ら「人」にスポット

　勇壮なだんじり（太鼓台）の差し比べで知られる門川町の尾末神社大祭の魅力を伝える写真展「門川だんじり祭り、人」が７日まで、日向市のイオン日向店１階「いこいの広場」で開かれている。門川だんじり振興会（会頭・黒木巧門川漁協組合長）が地域貢献活動として数年前から県北各地で企画している。誰でも自由に鑑賞できる。

　撮影したのは、同振興会の広報担当〃若まっちゃん〃こと若松敏男さん（５７）＝会社員、同町尾末＝。だんじりは新型コロナの影響で中止が続いていたが、昨年秋に３年ぶりに復活した。

　今回の写真展では、久しぶりに笑顔が戻った担ぎ手ら「人」にスポットを当て、関連する９０点を展示している。引き締まった表情の男衆や、それを見守る家族の姿が生き生きと伝わってくる。

　若松さんは「この日を迎えるために、地域の人たちが何度も集まって話し合いを重ねます。それこそが地域にとって大切なことなのではないかと、３年ぶりのだんじりを撮影して感じました。みんな良い顔をしていました」と語る。