本紙掲載日:2023-05-03
(2面)

ワコールへ、特産マンゴー

森山理事長(左端)から激励品を受け取ったワコール女子陸上部の選手と高尾監督(左から2人目)、真内ヘッドコーチ(右端)

アスリートタウンのべおか

◆初の延岡合宿−GGN出場選手も

 NPO法人アスリートタウンのべおか(森山慎作理事長)は4月28日、延岡市での合宿が初となるワコール女子陸上部(京都府)に激励品として特産のマンゴーを贈った。チームは、旭化成陸上部OBの高尾憲司さんが監督、真内明さんがヘッドコーチを務める。

 高尾監督は旭化成陸上部時代に、第13回バンコクアジア大会1万メートル優勝、実業団駅伝区間賞4回など輝かしい成績を残し、32歳で退社。昨秋からアドバイザーとしてチームに携わり、今月1日付で監督に就任した。真内ヘッドコーチは1997年(第6回アテネ大会)、99年(第7回セビリア大会)の世界選手権マラソン日本代表で、旭化成選手としては2大会連続で出場した経歴を持つ。

 今回は、あす開催される「第34回ゴールデンゲームズinのべおか」や、今月12日から始まる「関西実業団陸上競技選手権大会」に向けた選手の強化・成長、リカバリー(回復)を兼ねた合宿。「延岡はアスリートにとって環境のいい場所。自分たちが世界を目指した原点でもあり、これからの選手のスタート地点や刺激をもらえる場になれば」と高尾監督。

 延岡を「第二のふるさと」と言う真内ヘッドコーチは「13年間、選手として生活してきたが、西日本マラソンで苦い思い出もある。今回だけでなく今後も合宿などを続けて、強くなっていけたら」と期待を込めた。

 森山理事長は「延岡で一つでも成長できるような良い合宿になれば」と激励品を手渡した。

 ゴールデンゲームズには、柴田来夢選手が女子5000メートルに出場予定。高尾監督は「入社3年目の20歳。これから強くなっていく。あの観衆の中で走る経験はなかなかないので、飛躍していってくれたら」と期待を込めた。

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